旅行と鉄道好きな父さんのブログ

旅と鉄道をメインにたまに子育て父さんの奮闘を書きます。

JR両毛線で行くすごろく途中下車旅~ぐんまワンデー世界遺産パス利用~

こんにちは、すけさんです。

ルーレットを回して(スマホアプリ使用)出た数だけ進み、途中下車をしようという行き当たりばったりの旅をしてきした。そして、下車した駅では観光をしちゃおうという何とも欲張りな企画です(;^ω^)

 

どこかで見たことのある企画ですが、気にせずに旅をすすめましょう!

 

1.ぐんまワンデー世界遺産パス

お得に旅が出来るように、フリーきっぷを使用して旅を進めていきます。今回利用したのが、ぐんまワンデー世界遺産パスという群馬県内(一部埼玉県、栃木県)のJR線、私鉄が1日乗り放題というとってもお得な乗車券です。なんと東武鉄道も利用可能!

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POINT

・普通列車、快速列車なら追加料金なしで利用可能

・特急料金を支払えば、エリア内の新幹線、特急列車に乗車可能

・わたらせ渓谷鐡道のトロッコ列車には乗車できません!

・自動改札機は通れません。有人駅ではしっかりと駅員に提示しましょう!

エリア内の指定席券売機、みどりの窓口等で購入できます。

 

というルールを守れば1日自由に群馬県内を移動できます。ただし、このぐんまワンデー世界遺産パスは通年発売ではありません!期間限定なので、使用可能期間はJR東日本のホームページで確認してくださいね!

料金 大人2,200円 子供1,100円

 

2.両毛線の旅

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フリーエリアが広いのに両毛線限定で旅をします。小山駅からスタートし、ゴールは前橋駅に設定。普通に小山⇔前橋(両毛線経由)の往復で元が取れちゃうんです!

 

両毛線は211系という国鉄時代に製造された他路線からのおさがりで運行されています。ロングシートという横長のいかにも通勤列車というシートには、18きっぱーさんには辛いシートの車両です。ボックスタイプのほうが旅にきている感じがしていいんですけどね~4両編成が基本でたまに6両編成がやってきます。

 

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小山駅にあった両毛線沿線ガイド。これを見ても、栃木市にある蔵の街や佐野市の厄除け大師、足利市の足利学校と有名な観光地がズラリ。ただし、すごろく旅なので降りたい駅で下車できるとは限りません(;^ω^)

 

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小山駅から前橋駅までは16駅。ルーレットは1~8で設定。うまくいけば1駅下車するだけでゴールできます。小山→前橋間は普通に乗車すれば1時間30分程で到着できます。

 

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小山市って栃木県じゃないの?って思った方も多いと思いますが、このぐんまワンデー世界遺産パスはJR両毛線全線がフリーエリアとなっています。小山駅から小俣駅までは栃木県内の駅となります。

 

小山駅でルーレットを回して出た数字が3…3駅先の大平下駅で下車します。

 

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小山駅~思川駅間にある思川を渡ります。思川を渡る手前には、おやまゆうえんハーヴェストウォークというショッピングモールがあります。

harvestwalk.com

このショッピングモールの跡地は、桜金造のギャグでお馴染み(?)の「おやまゆう~えんち~♪」の小山遊園地がありました。

 

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栃木駅では東武日光線に乗り換えられます。日光、鬼怒川温泉方面へ向かう特急も停車する大きな駅です。ここで降りれたら蔵の街を見学できたのになぁ…

 

大平下駅

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小山駅から15分くらいで大平下駅に到着。ローカル線の1駅が長いこと…駅から徒歩圏で行ける観光地は大平ぶどう団地かな。

 

台風19号の影響で栃木駅から大平下駅間で大きな被害を受けました。並行する東武鉄道も数日間運休しましたが、観光路線であることから比較的早い段階で復旧しました。しかし、この両毛線はかなりの間この一帯は運休となりました。両毛線は学生が多く利用する路線で、昼でも席がちらほら空いている程度でした。学生さんは大変だったろうな…

 

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話は戻りまして、駅を見てみましょう。昔は列車交換可能な駅だったようです。

駅前の山には盤峰園というぶどう園があります。9月上旬に旅をしていますので、ぶどう狩りも楽しめますが、荷物になってしまうのでスルーです。時期的に巨峰だったのかな…食べたかったなぁ(涙)

盤峰園ぶどう狩り

 

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駅前にあった旧大平町の観光案内図。駅からは少し遠いですが太平山のハイキングコースもあります。太平山の山頂付近には太平山神社があります。また、あじさいが有名で、6月の見ごろの時期には多くの観光客で賑わいます。太平山へ行く場合は、栃木駅からバスが出ていますので便利です。

www.ohirasanjinja.rpr.jp

 

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ぶどうを食べないかわりに、大平下駅付近で見つけたスーパーであんドーナッツを購入。全く写真映えしないこいつには苦笑いです(;^ω^)

 

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駅に戻り時刻を確認。両毛線は日中1時間に1本でパターン化されていて覚えやすいです。

再びルーレットで行先を決めます。6が出て山前駅へと向かいます。

 

岩舟駅

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岩舟駅前には岩船山が小さくそびえ立ちます。断崖絶壁の地肌がむき出しになった特徴的な山です。この岩舟山には高勝寺というお寺があります。日本三大子育て、子授け地蔵尊だそうで、子育て下手なすけさんは行くべきお寺でした(;^ω^)

www.iwafunesan.com

 

佐野駅

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東武佐野線の乗り換え駅の佐野駅です。佐野ラーメンに厄除け大師と見どころがあります。駅から徒歩圏にもラーメン屋がありますので行きたかったです(涙)人気ゆるキャラのさのまるにも会えるかも??

sano-kankokk.jp

 

佐野厄除け大師へは佐野駅から路線バス利用となります。本当の最寄り駅は、東武佐野線の佐野市駅です。

 

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JR両毛線はローカル線なので、こんな珍客に出会えました。バッタも楽して移動したいのかな?

 

山前駅

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有名観光地がある佐野駅、足利フラワーパーク駅、足利駅をスルーしてなーんも無さそうな山前駅に到着。駅周辺は住宅地といったかんじで何か観るところあるのかな…

 

結局見つけられず駅で30分程待ちました。あちぃー(汗)

そしてルーレットを回す。でかい数字出てくれぇ~という願いむなしく2…桐生駅に行きます。

 

桐生駅

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2駅目ということで乗車時間わずか、桐生駅に到着しました。反対側のホームには、わたらせ渓谷鐡道の車両が停車していました。

 

桐生駅はきっと観光地がある!ので少し駅から遠いですが歩いていきます。

 

有鄰館という蔵造の風景を見学しに行きます。桐生駅からは徒歩で20分。1.5kmと少しだけ歩くなっという印象です。

 

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 有鄰館の隣にはこんなレトロな商店を発見!築何年なんだろう?キリンビールと看板がありますが、実際はお茶屋さんだそうです。居酒屋だと思って入ったらいけませんよ!

 

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そして有鄰館を見学します。レンガ造りの蔵がありますが実際に中に入って見学できます。

 

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有鄰館内には喫茶店もあります。疲れた足を休めるにはよさそうです。

 

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桐生駅から有鄰館までの1.5kmを歩きたくない!というわがままな方にはムカデのような超小型のかわいいバス、mayuバスが運行されています。本数が少ないので乗車するのが難しいですが、このバスに乗ると観光案内もしてくれるそうですよ!

「MAYU(まゆ)」による観光案内|桐生市ホームページ

乗車可能人数は8人だそうです。余裕で積み残しになり乗車拒否されそうですが、このmayuバスは乗客0という空気輸送を行っていました(;^ω^)

乗車料金 無料

楽して観光までしてくれて乗車料金無料ってどんだけ至れり尽くせりなのでしょうか。ただし、最高時速19kmだそうなのでのんびり運んでくれますよ!

 

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さぁ桐生駅に戻り途中下車の旅を再開。次の行先はルーレット次第…まさかの1(;^ω^)

岩宿駅まで進みます。

 

岩宿駅

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岩宿遺跡って聞いたことありませんか?歴史の教科書に載っていた記憶があります。駅から1.4kmだそうですが、有鄰館に行った際にかなり歩いたので、ものすごく遠く感じます。

 

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岩宿駅は有人駅で、群馬県内の両毛線は比較的乗降客数が多いのかと思われます。

ロータリーはありませんが、送迎用の駐車場があり周りを気にすることなくゆっくり待てますね。

 

 地図を見たら簡単に到着できそうだったので早速行ってみました。

 

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無料で入場できる岩宿ドーム。小さなホールのようなかんじで、中には誰もいなく少し異様な雰囲気でした。

岩宿遺跡はこの裏側(道路を挟んであります)にあります。山の中に入って行くようなかんじだったので、足の疲労と相談して引き返すことにしました(;^ω^)

 

もう足が限界…早くゴールしたいけどルーレットは無情にも2が出てしまいます。

 

伊勢崎駅

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東武伊勢崎線の終着駅で、ご覧のように立派な高架駅となっています。両毛線の前橋方面からの列車と東武線の乗り継ぎ時間がギリギリで、ダッシュで乗り換えなくてはなりません(;^ω^)これを伊勢崎ダッシュといいます(たぶん誰も言ってない)。

 

駅前には比較的新しい商業施設やホテル(反対側の出口)があり、新しい街感が漂っています。しかし駅周辺を見渡すと、ここから50m程進んだら昔の街並みが見えて、今いる所が異世界のように思えます。

 

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タクシーのりばの看板前にいるキャラクターはなんなのかな?調べたら「くわまる」といって、田島弥平旧宅の応援マスコットのようだ。この田島弥平旧宅は世界遺産とのこと。群馬の世界遺産は、富岡製糸場だけだと思っていたのでかなり意外ですが、この2つは深い関わりがあるのです。

www.city.isesaki.lg.jp

 

田島弥平旧宅へは、実はJR高崎線の本庄駅が最寄り駅のようで、そこからタクシー利用となります。徒歩1時間11分って疲れた足では歩ける距離ではありません(;^ω^)

ちなみに、ぐんまワンデー世界遺産パスは本庄駅もエリア内です。本庄駅は埼玉にあり、田島弥平旧宅も利根川の南側に位置していて、無理やり群馬県に入れているんじゃないかというくらい、県境の境界線が不自然な形をしています。

 

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東武伊勢崎線の伊勢崎駅⇔川俣駅間もフリーエリア内です。

 

ルーレットを回し、3が出てピッタリゴールの前橋駅へと向かいます。

 

前橋駅

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群馬県の県都、前橋駅に到着です。前橋駅からは、ここ始発の上野東京ラインも乗り入れています。ホームも長い10両対応です(実際はもうちょと長い?)。

 

駅前はホテルもあって、さすが県都に相応しい雰囲気を醸し出しているように思いますが、群馬県の交通の要所は新幹線も停車する高崎駅です(;^ω^)高崎駅前から比べるとおとなしい雰囲気がありました。

 

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とれたんずという子供向けの列車のキャラクターが描かれています。ここに描かれている、こまちちゃん(E6系)とはやぶさくん(E5系)は群馬県内を走行しません。子供が大好きな、E5系とE6系は外せないようです(;^ω^)

 

とれたんずのスタンプラリーをやっているようでしたが、情報収取不足で全くノーマークでした。紹介しておいて申し訳ないのですが、とれたんずスタンプラリーは2019年9月末で終了しています。

 

3.まとめ

というわけで無事にゴールしました。小山駅から6時間半かけてやってきましたが、途中下車しようと思わないような駅でも下車して、街を探検できて楽しかったです。これからもフリー切符を利用して街歩きをしますのでよろしくお願いします(*^-^*)

 

ゲーム性もあって子供たちには好評でした。また行きたい!って言ってくれたのでよかったです。今年はもう少し鉄道旅を増やして行けたらと思っているので、いろんな場所へ出かけてみようかなと!

 

個人的には、佐野や足利で途中下車したかったかな。途中下車した新大平下、山前、伊勢崎では観光せずにただ列車を降りただけという、グダグダな旅になってしまいました。次回への反省点になってしまいましたね(;^ω^)

 

長文になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。 

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