旅行と鉄道好きな父さんのブログ

旅と鉄道をメインにたまに子育て父さんの奮闘を書きます。

岩槻城址公園にある元東武鉄道のロマンスカーがかっこいい!車内や運転席にも入れるのがいいね!

こんにちは!

今回は引退した車両に会いに行くために、埼玉県さいたま市岩槻区にある岩槻城址公園に行ってきました。なんとこの車両ですが、車内に入ることができるというではありませんか!!鉄道好きだけではなく、公園ということで大人も子供も楽しめるのではないかと思います。

岩槻城址公園ですが、電車で行く場合は東武アーバンパークラインの岩槻駅より徒歩23分だそうです。東岩槻駅と岩槻駅の中間地点くらいにある感覚です。地図上では東武野田線と表示されていますが、やはりいまだに野田線と言ってしまうものです(^^;)

 

さてさて今回の主役である引退した車両とは、東武鉄道1720系ロマンスカーで現在活躍中のスペーシアの一代前の車両です。小さなお子さん(若い方も)は、走行している姿を見たことがない方が多いですよね。スペーシアしか知らないというお子さんも、こんな車両が東武線を走っていたんだよ、って知ることができるのでおすすめです!

 

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岩槻城址公園内の一角に突如現れた先頭車。それが東武1720系ロマンスカーきぬ号です。ヘッドマークが傷んでましたが、なんとなくですが当時を思い出すには十分なくらいです。

 

私は幼少時東武線沿線に住んでいたので、懐かしい車両に出会えて感激しました。

当時乗車したくても、北千住⇔下今市間ノンストップでは、埼玉県民は乗車する機会がなかなか無いものでした。だからいつも眺めるだけの車両でした。

 

このクリーム色と茶色が懐かしいぜ!このボンネットとライトに特徴がありますね。ごついイメージがありますが、車内はなかなかオシャレさんだったようです。

実際に乗車したことがないので、車両の内外をじっくりと眺めながら楽しんでいきたいと思います。

 

このロマンスカーきぬ号は、1960年に登場してから1991年に引退するまで、30年もの間、浅草から日光・鬼怒川間を走り続けました。元々は国鉄との東京⇔日光間の輸送対決に勝利すべく投入された経緯があります。車内設備も豪華な仕様となっているようですが、その車内がこちらです。

 

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ん~、この写真では豪華なのかわかりませんが、とりあえずリクライニングシートが並んでいるのがわかります。あとはデッキとの仕切りの扉が自動ドアであったようです。実際に座ることができます。座った感じは、現在伊勢崎線用の200系りょうもう号のイスのような感じなのかな。

 

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なんと運転室も開放されているので、空いていればじっくりと機器類を眺められます。マスコンが動くかわかりませんが、実際に触れるのが嬉しいですね!

運転席からは4灯式の信号機も確認できるので、運転士ごっこなんか楽しめそうですね(;^ω^)この信号機も実際に使用されていたものなのでしょうかね。

運転席に入れるので、お子さんはすごく喜ぶんじゃないでしょうか(*^-^*)

 

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側面も比較的きれいなので、大切に保存されているのがわかります。もう引退して30年経ちますが、今でも動き出しそうなくらい手入れされています。床下の機器類も割ときれいです。保存されている方々が大事にしてくれているのがわかり、感謝感謝ですよね!

 

こんなに近くから車両を眺められるのもなかなかないですからね!大人も子供も満足できるのではないでしょうか。

 

電車で行く方は、浅草・北千住から春日部まで現役のスペーシアに乗車して、岩槻城址公園に着いたら、1720系ロマンスカーとの乗り比べを体感するのも楽しいかもしれませんよ!

 

<注意>

※車内にはいつでも入れるわけではありません!公開日がありますので、ご確認の上お出かけください!

私が訪問した時は、土日祝日の10時から15時まで(12時~13時は入れません)となっていました。11時くらいに車内に入りましたが、わりと空いていました。

 

今度の休みは岩槻城址公園に決まり!!

車で行く方は無料の駐車場もあるのでぜひどうぞ!