旅行と鉄道好きな父さんのブログ

旅と鉄道をメインにたまに子育て父さんの奮闘を書きます。

小さな子供でも飽きずに乗れる、ばんえつ物語号に乗車したよ!~週末パスで行く会津旅④~

こんにちは!

今回は会津若松駅からSLばんえつ物語号に乗車して、新潟経由で帰路に着きたいと思います。

※2022年6月に乗車しています。2022年8月現在は大雨による災害の為運休中です。

 

往路は大宮駅から東北新幹線で郡山へ。そこから磐越西線に乗り換えて、会津若松駅までやってきました。来た道を戻るというのもつまらないので、私はよく往路と復路で通る道を変えます。それは鉄道に乗車する時だけでなく、車を運転するときもそうで、違う景色を楽しみたいのです。それに今回は、娘もSLばんえつ物語号に乗車したいと言うので、思い切って新潟まで行くことにしました。

 

会津若松駅の2番線ホームには、ばんえつ物語号の客車がやってきました。一瞬SLはどこ?ってなっちゃいますが、客車を先頭にSLはバックで入線するのです。

前回乗車した時のことを娘は覚えていて、この列車は遊ぶところがある列車だという認識があるようです。だから乗りたいと言ったのだと思います。娘は鉄道が特に好きというわけではないですよ(;^ω^)

 

今度は先頭側に回ります。SLばんえつ物語号というだけあって、SLが連結されています。実は前回乗車した時は、SLの故障で代わりにディーゼル機関車が牽引したので、今回はリベンジということで旅の期待も膨らみます。今見たら煙突の部分が切れている(;^ω^)相変わらずの撮影下手ですね…

 

いざ乗車!

今回もボックスタイプの普通車を予約しました。このボックスタイプの席の他に、1両だけグリーン車も連結されています。新津行の場合、グリーン車の前にSLが連結されている為、思う存分SLを堪能することができます。会津若松行だと、最後尾になるので後方展望を楽しめます。グリーン車を利用する人の特権です!

 

今回の旅では、週末パスを利用しているので、グリーン車にも乗車できたのですが、座席数が少なく確保するのが至難な為、予約できませんでした(;^ω^)

 

旅のお供といったらビールでしょ!といきたいのですが、日帰り旅で最寄り駅まで車で来た為、ノンアルで我慢しましょ!流れる車窓を見つめながら飲んだら、アルコールが入っているかのように酔えますよ!たぶん(;^ω^)

 

列車は定刻になり、会津若松駅を出発すると、市街地だった風景が田園風景へと早変わり。ここで作られたお米が、会津の美味い酒へと生まれ変わるのでしょうか。

 

福島まで来ると、川の水がきれいですね!透き通っています。泳いだら気持ちよさそうです。磐越西線はこんなかんじで、何度か川を跨いだり、川沿いを走行していきます。

 

津川駅で小休憩

途中駅の津川駅では10分程の停車時間がありました。その時間でSLを撮影したり、ホームに降り立って体を伸ばしたりして、それぞれ思い思いの時間を過ごします。ここでは、地元の方が名産品などを販売していました。販売数が限られているので、気になる方は早めにチェックしましょう!私がのぞいた時は、既に何もない状態になっていました(;^ω^)ホーム後方で営業していますよ(下の写真の屋根がある部分で販売しています)。

 

津川駅にはオコジロウの家という、小さいお子さん向けの施設があります。ちょっとしたフォトスポットと考えてもらっていいと思います。もちろん大人も入れます。

 

津川駅では、ホームの先端に写真撮影がしやすいよう(なのかな?)に、線路と同じ高さから撮影できるスペースが設けられています。下から眺めるSLは、なかなか迫力があって良いものでしたよ!私は撮影がうまくないので、迫力にかけますけどね(;^ω^)

 

新潟と福島の県境あたりまでやってきました。周りには民家が見えないですね。本当に大自然の中を走る感じが、ローカル線にふさわしい(と言っていいのか…)景色ですね。

 

楽しいオコジョ展望車両に行こう

ばんえつ物語には子供が楽しめる(もちろん大人も楽しめますよ!)オコジョ展望車両があります。展望という名に恥じない、この後面展望よ!新津行ならば後面展望、会津若松行なら、走行しているSLを間近で眺めることができます。いつまで見ていても飽きないのですが、このオコジョ展望車両は時間制で、1回あたり25分くらい(だったっけなぁ)の利用となります。利用には整理券が必要になりますが、整理券は4号車の展望車にいるスタッフが配布しています。

この日は乗車率が低めで、通常は1乗車1回の利用ですが、何回か利用出来たようです。

整理券は早い者勝ちとなってしまいますので、車内放送でオコジョ展望車両の利用案内があったら、すぐに展望車にGOですよ!

 

オコジョ展望車両には、子供用のすべり台があります。柔らかいクッションのような素材なので、小さいお子さんでも安心して遊べますね!我が家は今回2度目の乗車ですが、娘は前回(2年前)乗車した時のことを覚えていて、ここで遊びたいがためにばんえつ物語号に乗車したいと言ったのだと思います(;^ω^)それくら楽しいということですね!列車に特別な車両があると、かなりインパクトがありますから、電車に興味がない方でも印象には残りますね。

 

プレールームのようなスペースと、展望スペースにわかれています。プレールームでは、靴を脱いで遊びましょう!

 

ぬり絵も用意されていますので、男の子も女の子も元気よく楽しく遊べる車両になっています。

 

ばんえつ物語号は3時間半程の長時間の乗車になるので、どうしても子供が飽きてしまいがちですが、飽きずに楽しめる工夫がされた列車です。特に小さな子供連れでの旅行には、このような車両があると本当に助かります。

 

展望車もおすすめです!

4号車には展望車が連結されています。窓が天井に届くくらいの大きな窓が使用され、磐越西線の雄大な自然を存分に楽しめます。

ソファーがあるので、結構ゆっくりとくつろげますが、混雑時はゆずりあって利用しましょう。

 

末娘は裸足で裸足で歩いていたら、足の裏が黒くなったのですが、SLの煤がここまで入り込んでいるんですかね(;^ω^)なんだか車内が煙っているようにも見えますが、SLの煙でしょうか。

 

気になったのが、この丸型ポストです。このポストに投函すると、特別な消印を押してくれるようなので、自宅に郵送すると旅の思い出が増えますね!絵はがきや切手は売店にて発売されているようです。

 

終着新津に到着

新津駅が終点ですが、これから新幹線に乗車して帰路に着くので新潟駅に向かいたいと思います。そして今回の反省点が1つ。

 

SLばんえつ物語号が新津駅に到着するのが18時43分

 

新潟駅で新幹線に乗車の場合

新津駅からは普通列車の新潟行は新津駅を18時53分に発車。新潟駅には19時16分に到着します。

新潟駅からの上越新幹線は、とき346号19時37分で大宮到着が21時27分、東京には21時52分着となります。

 

長岡駅で新幹線に乗車の場合

新津駅から新幹線に乗車する場合は、一番近くの新幹線駅が新潟駅となりますが、東京方面に行きたいので、長岡で乗車するとどうなるか検証していきます。

 

新津駅からは普通列車の長岡行が18時51分に発車。長岡駅には19時45分に到着します。

長岡駅からの上越新幹線は、とき346号20時00分となり、新潟駅から乗車する新幹線と同じ列車となります。

 

新幹線の利用料金

新潟駅から大宮駅までの自由席特急券が4,300円、東京駅までは4,510円となります。

 

長岡駅から大宮駅までの自由席特急券が3,530円、東京駅までは3,740円となります。

 

東京駅への到着時刻が同じなので、新潟駅よりも長岡駅から乗車する方がお得となります。

 

ちなみに東京方面から新津駅でばんえつ物語号に乗車する場合は、上越新幹線の始発列車に乗車することで、長岡駅乗り換えでも時間的に余裕があります。

 

ということで、会津旅編はここまで。

週末パスは2日間有効ですので、2日目は日帰りで別の場所へ冒険にでましたので、その模様は次回につづく!