旅行と鉄道好きな父さんのブログ

旅と鉄道をメインにたまに子育て父さんの奮闘を書きます。

観光列車でゆったり景色を楽しもう!海里乗車記~いざ秋田へ⑦

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みなさんこんにちは(*^-^*)

早く目的地に着ける新幹線という便利な乗り物をあえて利用せず、在来線を利用してのんびり旅を経験したことはありますか?

 

前回は特急いなほ号で秋田駅から山形県の酒田駅までやってきました。 秋田→酒田間を特急利用しましたが、この区間を普通列車で移動された方もいらっしゃるのではないでしょうか?

www.ryokototetudozukipapa.com

 

今回は酒田駅からさらに羽越本線を新潟方面に向かって進んでいきます。

 

快速海里に乗車

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酒田駅からは海里に乗車しました。2019年10月デビューということで、外観も車内もとてもきれいでした(*^-^*)新車のにおいがしていたかも…

この海里は快速列車ですが、全車両座席指定席なので乗車する際は事前に座席指定券を確保しなくてはなりません。ですが、この海里は人気の観光列車なのでなかなか指定券を確保するのが難しいです(-_-;)今回キャンセルが出たので座席を確保できたのですが、出発日の1週間くらい前に「えきねっと」を見たら、空席を発見できたので速攻座席を抑えました。確実に乗車したい時は、1ヵ月前の10時にみどりの窓口で発券してもらいましょう!

 

座席指定券 大人840円 子供420円

 

POINT1 海里のここがスゴイ!

特急いなほ号と停車駅があまり変わらないのに乗車料金が安く乗り得!

 

POINT2 海里のここが便利

青春18きっぷにプラス指定券で乗車可能

 

 

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車体のデザインもなかなか凝っていて、海里のロゴも強調されていますね。車体下部の白色部分ですが、近くで見ると白と薄いグレーが使用されていてとても洒落たデザインとなっています。

 

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それではいよいよ乗車してみます。(とか言いつつこの写真は鶴岡駅で撮影しました)

 

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通路を進んでいきます。

 

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今回乗車した際に利用した座席はこちらです。

半個室タイプの4人掛けのボックスタイプのシートです。プライベート空間であり、グループや家族旅行に最適な座席です。しかも真ん中に大きなテーブルもあり、飲食が気軽に摂れるスペースです。

そして、このシートですがフルフラットになっちゃうんです!ダラダラとくつろぎながら移動できるんですよ!これは特急より快適に移動できるんです!

 

我が家は4人家族ですので定員ぴったり、というわけではなく娘が小学生未満なので3人分しか座席を確保していません。つまり相席になる可能性があったのです(;^ω^)終点まで我が家のスペースであり続けましたが、相席になるか気になる場合は4人利用が望ましいのでしょうね。

 

POINT3 海里のここが嬉しい

子供連れに嬉しい半個室のボックスタイプのシートがある


車内を見てみよう

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2号車の通路には、オレンジの光があてられていました。これは夕日?日本海に沈む夕日をイメージしたのでしょうか。素敵な演出ですね!

 

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3号車はフリースペースと売店になっていました。3号車には客席はありません。

海里は床がとてもきれいで清潔感があり好印象でした。

奥の窓は開閉できる窓で、海岸線沿いを走行する際に開けてくれます。潮風を浴びながら景色を楽しむのもいいですね!

 

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記念スタンプも3号車にありますので、乗車した際は記念に持ち帰りたいですね。スタンプ台の横に台紙が用意されていますので、スタンプ帳が無くても安心です(*^-^*)

 

海里号は4両編成で、先程紹介した2号車のボックスタイプのシートの他に2つのタイプのシートがあります。写真がないのですが、1号車は通常の2×2のリクライニングシートです。ここで強調したいのですが、この海里号は快速列車です。快速列車でグリーン車でもないのにリクライニングシートは素晴らしい!座席指定券を払っているとはいえ、このサービスは18きっぱーにはとても嬉しいサービスといえるでしょうね(*^-^*)

 

4号車は旅行代理店が発売している、食事と乗車券がセットになった座席です。なかなかいいお値段ですが、海を眺めながらのお食事なんておしゃれですよね!撮影していないのですが、シートも高級感があるシートでしたよ!

 

POINT4 海里のいいところ

いろんなタイプの座席と売店がある

 

車内でのおたのしみ

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海里に乗車してやりたいこと、景色を楽しむことと飲食を楽しむことでしょうか。

写真にあるあまざけと生ビールは海里の売店で購入したものです。ビールサーバーから注ぎ込まれる生ビール!あぁ最高だぜぇ!この瞬間のために毎日仕事しているようなものです。

売店にはおつまみやお菓子も販売されていますので、ぜひ購入して車窓を見ながら食を楽しみましょう!

 

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こちらは車窓からの眺めです。窓側の座席からはこのように座っていながら、海岸線の景色を楽しめます。1号車だとA席が海側になります。

 

景勝地の笹川流れという場所を通過しますが、その際は列車の速度を落として景色を楽しませてくれます。観光列車ならではの配慮ですが、ダイヤによっては通常の速度で通過することもあるようなので、事前に調べてから乗車するといいでしょう!(ダイヤ乱れの際も徐行運転はしないそうです)

 

ご覧の通りどんよりとした雲が広がっているので、期待していた夕日は拝めませんでした( ;∀;)これは日ごろの行いがよろしくないということなのでしょうか…上り列車からは、晴れていたら夕日を見ることができます。(季節によってかな??)

できれば晴れた日に乗車できるのがいいですよね!

 

POINT5 海里に乗ったらやりたいこと

その土地の食と景色を楽しむ

 

 

途中下車できる

海里では途中駅で長時間停車する駅があります。今回乗車した上り列車では、鶴岡駅と桑川駅で30分程停車します。

 

鶴岡駅

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30分も停車時間があるなら改札外に出てみましょう!

鶴岡駅前にあるマリカというビルの1階に鶴岡バルという飲食店街があります。そこでは鶴岡の名産などを使用した飲食店がありますが、30分では食事できないので諦めて手軽に楽しめる食べ物を探します。

tsuruokabar.wixsite.com

 

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同じビルの1階にあるファリナモーレというイタリアンレストランのジェラートをテークアウトで購入しました。

 

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鶴岡駅の待合室にちょうどいいカウンターテーブルがあったのでそこでいただきました。ジェラートの味は忘れましたが(アスパラ味だったかな。青臭さがなくて食べやすかったです)美味しかったです!

 

ちなみにこのお店の姉妹店がアル・ケッチァーノというお店で、上り海里の4号車で提供される食事を担当しているお店だそうです。

 

 

桑川駅

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もうひと駅長時間停車する駅は、桑川駅という海にほど近い駅です。桑川駅の中線に入線して乗客が楽しんでいる間に、上り特急いなほ号の通過待ちもします。

 

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待合室がきれいでかわいらしい造りでした。桑川駅は普段は普通列車のみの停車駅かつ地方の駅ということを考えると、とても立派な待合室ですよね!

 

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実はこの桑川駅ですが、道の駅笹川流れも併設されている珍しい駅です。

 

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駅前の道路を渡るとすぐに海岸が見えてきます。階段を降りると海水に触れることができます。お子さん連れだと、お子さんがきっと砂浜に降りたがるでしょう(;^ω^)

 

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砂浜といっても猫の額程しかありませんが、波打ち際でうちの子は遊んでました(;^ω^)

案の定靴が海水に浸かってしまいましたが…ただ、水辺ということもあるので気を付けて見てあげましょう!

 

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この道の駅で販売されている、日本海ソフトクリームはぜひ食べてみてください。びっくりする色ですが、味は塩ってかんじでしたが甘さもあり美味しかったです。

なんだかアイスクリームばかり食べていますが、子供も喜ぶのでOKなのです(*^-^*)

 

POINT6 海里乗車のハイライト

晴れている日は、桑川駅から美しい夕日が見れるかも!

 

桑川駅を出発すると村上駅付近まで海沿いを走行しますが、その先は田園地帯や住宅街となりますので、日常の生活感ある景色を見ながら新潟駅まで進むことになります。

最後に車掌より、記念のスタンプを押してもらえますので、ぜひ記念に切符に押してもらいましょう!

 

 

さぁ海里に乗ろう!

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 前述しましたが、乗車日の1ヵ月前の10時が指定席の発売日です。海里は大変人気のある列車であるにもかかわらず、座席数が大変少ないのであっという間に完売してしまいます。万が一満席だったという場合でも諦めてはいけません!意外とキャンセルが出るものなのです!みどりの窓口を見るたびに空席が出てないか確認してみよう!

私の感覚だと出発2、3日前によくキャンセルが出ている気がします。

 

忙しくて窓口に行かれないという方も多いかと思います。JR東日本の予約サイト「えきねっと」でいつでも空席が確認できます(メンテナンス時間を除く)。私もよく利用しているのですが、空席確認の他事前受付を申し込めたり、新幹線が期間限定で最大50%割引(通常は30%前後)になるトクだ値という割引サービスもあります。

 

 

また、海里は臨時列車ですので毎日運転されてません。土日祝日を中心に運行されますので、運転日はJRのホームページで確認しましょう!

www.jreast.co.jp

 

私も今度は新潟から酒田の下り方面に乗車すべくチャレンジしましたが、1ヵ月前の10時の時点で満席で確保できませんでした…これくらい人気の列車ですので、みなさんも一度は乗車してみてはいかがでしょうか?

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。