こんにちは!
今回は乗り継ぎが大変な水上駅からスタートします!
1.1日5往復の難関
左の列車は、高崎方面からやってきた列車です。こちらは1時間に1本程度の運転本数なので、それほど本数が無いということもないでしょう(;^ω^)
右側のピンクと黄色の列車は、これから乗車する上越線の長岡行です。
水上から運行系統が分断され、長岡方面の列車が極端に少なくなっています。18きっぷシーズンでなければ、乗客はほとんどいなかったりして(;^ω^)
群馬と新潟の県境を越えるのは、かなりの至難と言っていいかもしれません。
だって、1日5往復だもの!
どうですか、このスカスカっぷりを!土合駅の時刻表なんですが、上りの終電が18:16とか、この区間を通過するという難易度の高さを表しています。平気な顔して4時間列車がないと言っていますね!
あと、4両または2両で運転されますが、18きっぷシーズンは席取り合戦になる模様です…実際、乗車した日は混んでいて、立つ羽目になりましたから(-_-;)
2.ちょっと寄り道していきませんか?土合編
水上から2駅目の土合駅の下り線ホームは、トンネルの中にあるちょっと珍しい駅です。この区間の運転本数的に、寄り道していいのか…と思うかもしれませんが、せっかくなので途中下車してみました。
この駅のすごい所は、地上の改札口まで10分も歩かなきゃならないこと!です。そんなの東京駅の京葉線ホームも負けてないじゃん!って甘い。だって、ひたすら階段を昇らないといけないんだから!
地上まで462段あります。ってサラッと書いてありますが、普段運動していない人からすると、ちょっとした登山です。エスカレーターやエレベーターで行けば楽勝…そんなもの、1日5往復の無人駅にある訳ないじゃないですか~
さぁ、はるか彼方に見える光に向かい歩こうじゃないですか!!
って人多くないかい?土合で下車した乗客はこんなにいなかったぞ!
実はマイカーでこの駅を訪れて、日本一のモグラ駅を見てやろうと、わざわざ地上から降りてくるのです。る〇ぶのようなガイドブックに掲載されているのでしょうかね。鉄道に興味がない方でも、「日本一」とか書かれていたら、そりゃ行ってみるべってなるでしょうね。
無事に昇りきりました!!
10分までかからなかった気がします。同行した子供は元気に駆け上がって行きましたが、私はヘロヘロでしたよ(-_-;)
こちらは上り線ホームです。上り線ホームはいたって普通のローカル線の駅といった感じです。昔は下り線もこのホームを使用していました。現在の下り線は、新しくトンネルを建設した際に出来たホームなのです。
3.新潟県に突入!
何の写真だよ?って思いましたよね!?
日本一のモグラ駅の土合駅がある、新清水トンネルを抜けて新潟県に突入した写真です。夏に乗車すると、トンネルを抜けるとそこは雑草だらけだった…となるわけです。
越後中里駅前のスキー場の様子です。緑のゲレンデもなかなかきれいなものですね!新潟県に入り、車窓からスキー場が多くみられ、新潟県に来たんだと実感できます。
この越後中里駅や越後湯沢駅から長岡方面の列車が設定されており、新潟県側は1時間に1本程度の運転本数が確保されているようです。水上⇔越後中里間が極端に列車の本数が減るので要注意です!
4.ちょっと寄り道していきませんか?越後湯沢編
朝早くに首都圏を出発した方はそろそろお腹が空きませんか?越後湯沢駅の駅ナカ施設、CoCoLo湯沢でちょっと休憩しましょう!?入口のおじさんも「酒飲もうぜ」と誘っているじゃないですか(*^-^*)
酒どころ新潟らしく、利き酒体験ができます。500円で5枚のコインと交換して、数十種類もの銘柄から好きなものを試飲できます。
私はここに来るのが楽しみで、前日から寝れませんでしたが、なんと16歳未満は入場すら許されないとのことで、子連れには厳しいお店だなぁと涙したものです(^^;)
結局酒風呂で我慢しましたが…もちろんいいお湯でしたよ!越後湯沢は温泉地なので、お湯は温泉なのですが、それにお酒をブレンドしているのだとか。お盆休み中のお昼に行きましたが、我が家で貸し切りでした(^^;)
食事処も数店あり、魚沼ラーメンやコシヒカリを使用したおにぎりなど、地元の食を楽しむことができます。
乗り鉄していると、食事が適当になっちゃうんですよね。そんなことありますよね?
地方に行くので、乗り換え時間とか余裕ないし…1本遅らせればいいじゃないか!次の旅では食事も楽しもう!
5.水上乗り換えを回避するには、ワープするしかない!
このシリーズは、快適に移動したい!というのがコンセプト。なのに、今回は楽するどころか、運動までさせられる始末…
運転本数が少ない水上乗り換えを回避するのは、もう新幹線利用しかありません。
高崎から越後湯沢まで乗車することになりますが、新幹線自由席+乗車券で3,560円と結構高額になります。しかも、えきねっとのトクだ値も適用区間外となるので、正規料金での利用となります。快適さと時間を買うという感覚なら良いかもしれませんね!
今回は上越線経由で新潟・青森方面を目指す場合に最難関になり得る、水上~越後湯沢でした!東北本線経由よりも絶景区間が多いと思いますので、うまく乗り継げる列車で旅ができたら、楽しく乗車できるのが魅力だと思います。
今回も読んでいただきありがとうございました!