こんにちは!
今回はお得に東武特急スペーシアに乗車できるということで、鬼怒川温泉に行こうといいうことになり、早速乗車していきたいと思います。
JR線から東武鉄道へ乗り入れる特急列車は、新宿⇔東武日光間は1日1往復、新宿⇔鬼怒川温泉間は1日3往復となります。そのうち新宿⇔鬼怒川温泉間の2往復に東武100系スペーシアが充てられています。JRの車両は253系という車両で、かつて成田エクスプレスとして運転されていた車両を改造して運転されています。
列車名は新宿⇔東武日光間は「日光」、新宿⇔鬼怒川温泉間の列車には「きぬがわ」という列車名で、その中でも東武100系で運転される列車には、「スペーシアきぬがわ」という列車名で運転されています。
今回は東武線内からの乗車ではなく、JR大宮駅から乗車しました。JRのホームにスペーシアが入線してくるなんて、違和感しかなかったですが…東武の看板特急であるスペーシアですが登場は今から30年前で、当時はバブル期だったこともあり、車内はバブリーな造りになっています。
いつもなら同じ埼玉県内の春日部駅から乗車するのですが、えきねっとで販売(JR東日本)されている、お先にトクだ値スペシャルという運賃+特急料金が半額になる、ものすごくお得なきっぷが入手できたので大宮駅から乗車します。大宮駅から東武日光駅・鬼怒川温泉駅間は大人1,800円、子供900円と大変お得です。とても特急料金がセットになっているなんて思えない程お安い料金設定となっています。
ちなみに、東武鉄道の春日部駅から東武日光駅間の運賃+特急料金は大人2,470円ですので、得した分でビールとおつまみが買えてしまう程お得なのです。
あと注意したいのが、お先にトクだ値スペシャルはスペーシアでは普通席のみの設定で、個室席の設定はないので注意してください。
期間限定のようですのでお得なうちに乗車したいですね!
旅のお供といえば駅弁と飲み物ですよね!大宮駅でなぜか横川の峠の釜めしが買えてしまうという。陶器の入れ物ではないので雰囲気はでませんが、食べ終わった後の事を考えれば陶器ではない方が良いのかもしれません。飲み物はぶどうジュースではないですからね(;^ω^)
スペーシアの良いところは、シートピッチの広さでしょう。お弁当を食べるのにもゆったりとできるのが最高です。
3号車には軽食類を販売しているカウンターがあるのですが、車内販売もカウンターも営業していないので、飲み物等は乗車前に購入しましょう!売店が営業していた時は、生ビールもカウンターで販売していますよ!浅草駅発着なら営業しているのかは定かではありません。
大宮を発車して20分程で栗橋駅に到着しますが、ここでは乗務員交代の為の運転停車で客扱いはしません。栗橋から先は東武鉄道の線路へと入って行きます。東武日光寄りに連絡線がつながっているので、そこを徐行しながら進んでいきます。
その間にはデッドセクションがあり、車内の照明が一時消灯しました。最近の車両では照明が消えないで通過してますが、30年選手となったスペーシアは年を誤魔化せないのでしょう(;^ω^)昼時でしたので気づいていた人はどれくらいいたのか…
大宮を出て最初の停車駅は東武線の栃木駅です。ここでは数名下車しました。蔵の街、北関東の小江戸である栃木市も観光名所として知られています。栃木市内の散策は日帰りにはもってこいの場所だと思います。
列車は栃木、新鹿沼を経て下今市に到着しました。この下今市駅で、日光方面の東武日光線と鬼怒川・会津方面の東武鬼怒川線に分かれます。特急列車の大半は、鬼怒川温泉がある東武鬼怒川線へ入って行きます。
また、下今市駅から鬼怒川温泉駅間では、SL大樹号が運転されています。写真にある青い列車がSL大樹号の客車となっています。SL広場もあり、SLが転車台で回転するところを間近で見学できます。鉄道に興味がない方でも楽しめると思いますよ!
東武鬼怒川線に入ると単線となり、カーブも多くて線形も悪いので、特急とは思えない程ゆっくりと進みます。
今日は清流がお出迎えしてくれました。美しい景色を見たら、テンションが上がりますね!鬼怒川を渡れば終点の鬼怒川温泉まであと少しです。
大宮から1時間半程で終点の鬼怒川温泉駅に到着です。スペーシアはデビューから30年経過していますが、今でも変わらない快適な車内空間には驚かされます。シートは普通席扱いですが、まるでグリーン車に座っているかのような寛ぎを提供してくれます。これで1,800円は格安といえます!
新宿駅から鬼怒川温泉駅は大人2,040円となっています。
※お先にトクだ値スペシャルで予約した場合の値段
お先にトクだ値スペシャルには注意点もあります。
①乗車日の20日前までに予約しよう!
②東武線内では、お先にトクだ値スペシャルで予約した切符を発券できないので注意!
③指定した列車以外は乗車できないよ!乗り遅れに注意しよう!
だいたいのお得な切符は制約があるものです。事前に準備してしっかり計画をたてて、楽しい旅行にしたいものですね!