今回はJR烏山線の収集をしてきました。
烏山線は、栃木県塩谷郡高根沢町の宝積寺駅から那須烏山市にある烏山駅を結ぶ、20.4kmの短い路線です。
烏山駅では他の路線と接続しない、盲腸線となっています。
ほとんどの列車が、宝積寺からJR宇都宮線に乗り入れ、栃木県の中心駅となる宇都宮駅
まで乗り入れてます。
列車は2両編成で運行されています。
パンタグラフがあり見た目が電車ですが、烏山線は非電化となっています。非電化区間では、蓄電池で溜めてある電力を使用してモーターを回します。モーターで走るので、気動車というよりは電車なのでしょう。
写真は烏山駅で、急速充電をするEV-E301系車両(烏山線の車両)です。JR宇都宮線走行中では、パンタグラフを上げて通常の電車同様に電気の力でモーターを動かしています。
車内のモニターでは、蓄電池を使用して動いていると案内がありました。
なにげに蓄電池の残量が1メモリ減っています。烏山線は距離が短い路線なので、この方法でも問題がないのでしょう。
宇都宮線走行中のモニターの様子です。
パンタグラフから電力を取り入れ、モーターを回していると案内されています。蓄電池は満充電状態のようです。架線から直接電力を取り込むので、この状態だと電気自動車よりも、トロリーバスといったかんじでしょうか。
烏山線ですが、宝積寺から烏山までは中間に6駅しかありません。
沿線はのどかな景色が終点烏山まで続きます。
そんな烏山線のエキタグ設置駅は、宝積寺駅と烏山駅の2駅のみです。なので比較的収集しやすいと言えます。列車の本数は、1時間に1本未満なので、全駅に設置されてなくて一安心(;^ω^)
宝積寺駅は、改札を出てすぐのスタンプ台に設置されています。

全駅に設置したら収集のし甲斐があるってもんだ

全駅回るのに1日かかるよ
途中駅の大金駅に到着。
なんとも縁起の良い駅名です。起点が宝積寺で当駅が大金。縁起が良すぎでしょう。ちなみに駅舎の横に、大金神社という小さな神社があるようです。
自然があふれる路線です。宇都宮から少し北に進んだだけでこの風景。
滝駅から徒歩10分ほどで、龍門の滝という滝がありますが、その滝が近くにあるから滝駅となったそうです。
終点の烏山駅に到着。
宇都宮から約50分かかりました。
とちぎはいちご推しなので、烏山駅にも偽物のいちごがありました。
烏山駅に到着すると、パンタグラフを上げて急速充電が開始されます。架線は列車が停車するあたりにしか設置されてません。
烏山駅から宝積寺方面を眺めてみると、たしかに架線がありません。れっきとした非電化路線なのです。
終着駅の烏山駅ですが、駅舎は小さいのにデザインにクセがあります。
ここから乗り換える路線がないので、エキタグを収集して折り返しましたとさ。
JR烏山線
駅数 8駅
エキタグ設置駅 2駅
平日日中運転本数 1時間/1本未満
エキタグ収集難易度 ★★☆☆☆
総評
県庁所在地の宇都宮市からほんの少し北へ進むと、関東とは思えない程の自然が広がっています。自然が多い=田舎というとで、列車の本数は1時間に1本未満となっています。ですが、エキタグ設置駅が宝積寺と烏山のみなので、かなり収集しやすいのでは。