みなさんこんにちは(*^-^*)
今回も日帰りでちょっとした旅に行ってきました。ただ、あいにくの雨模様でしたがね(;^ω^)前から乗車してみたかったSLもおか号に乗ってきました。
それでは早速本題にいきましょう!
今回の出発地、下館駅に到着
旅の出発地は茨城県筑西市にあるJR下館駅。この下館駅にはJR水戸線が通っています。ここへ来るには、JR宇都宮線または東北新幹線の小山駅からJR水戸線に乗り換えて20分程で到着できます。
JRと書かれている駅舎ですが、実はここからは他に2路線が乗り入れています。
・関東鉄道常総線(下館ー取手)
・真岡鉄道(下館ー茂木)
以上の2路線が下館駅から各方面へ発着しています。
改札口は各線共通で、JRと関東鉄道は交通系ICが利用できます(関東鉄道はPASMO、Suicaのみ)。真岡鉄道を利用する際は、交通系ICの対象区間外となるため、当駅で出場処理をする必要があります。
券売機もJR仕様のもので、利用路線をタッチパネルで選択すると、それぞれの鉄道会社の切符が発券されるようになっています。ただし、この券売機ではSL整理券は購入できません!では、SL整理券はどこで発売されているでしょうか?答えはこの後にでてきます!
JR水戸線はE531系というローカル路線にもかかわらず、比較的新しい車両で運転されています。水戸線の小山ー下館間は毎時1本は確保されていて、ラッシュ時には小山ー下館間に区間列車が運転されています。そして今奥のホームに停車しているのが、小山始発下館行だった列車で、折り返し小山行となります。
さぁ、切符も買ったことだし入場しましょう!改札を出て右に進むと、真岡鉄道のホームがありますよ!
SLにご対面
改札を右に進みしばらく進むと、このかわいらしい看板が現れます。真岡鉄道のSLキャラクターだそうです。C11がシュッポくんで男の子、C12がポッポちゃんで女の子なんでしょうか。さぁ、今日はどちらの機関車なんでしょうか(*^-^*)もうワクワク感が半端ないです!
SLと客車が見えてきました!
その前に、真岡線の案内板が国鉄時代から使用されていたものなんじゃないか、というくらい字体といい歴史を感じるものでした。看板の横の小屋は今は使用されていないようでしたが、切符売り場と推測できます。
この、真岡鉄道は1988年までは国鉄真岡線として営業されていましたが、JR化後に今の真岡鉄道として営業されています。
この路線は下館駅を基点として、本社のある真岡駅や益子焼で有名な益子駅を通り、ツインリンクもてぎがある茂木駅までを結んでいます。距離的には短い路線で、1時間で終着駅の茂木までたどり着けます。
SL整理券はどこで買うの?って思いながらここまでやってきたのに、切符売り場はシャッターが閉まっていてどうする!!
その先に、ホーム上で職員の方が販売しているのを発見!無事に購入でき安心しました(*^-^*)
ちなみに、真岡鉄道の時刻表がこちら。こちらも毎時1本は確保されているようです。
SLもおか号は土日祝日を中心に運転されています。毎日運転してないので、乗車を予定されている方はホームページを要チェック!
今日はC11が牽引ということで、シュッポくんが牽引してくれます。比較的小型な機関車ですが、よく手入れされていて黒く輝き、状態もかなりよさそうです。やっぱりかっこいいですね!今では貴重な存在となりました。
SLとご対面できましたが、ホームではなくその隣の引き込み線で待機していました。というのも、写真右側に緑色の列車が見えると思いますが、この普通列車を先に行かせる為に退避しているのです。
真岡鉄道さんなかなか焦らしてくれますね(;^ω^)
普通列車が出発したので、いよいよ1番ホームにSLもおか号が入線してきます。
ポイントを切り替えて手旗で列車を誘導してきます。乗務員さんが緑色の手旗を振り、列車を後退させています。
列車は3両編成でやってきます。この日は日曜日だというのに、ホームにはあまり人がいませんでした。
茶色い客車がやってきました。その隣には、真岡鉄道の起点となる0キロポストが設置されています。旅のスタートを感じさせてくれます。
下館ー茂木のサボ(行先板)掲示されています。これまた貴重なものを発見です。
ホームに列車がつけられたので、乗車しましょう!
懐かしい客車内
この車両はボックスシートで、遠くに行くぞって感じがしてくるので好きです(#^.^#)
デッキ付近にはつり革があり、観光列車らしからぬ姿を見せていました。
下館駅発車時はこんな感じでほぼ貸し切り状態でした。
車内は冷房が無く、扇風機が等間隔に設置されています。これは夏だとサウナ列車として早変わりしそうです(-_-;)
この赤と白のボタンがスイッチで、これを押すと扇風機が回転し始めます。この日は窓を開ければ涼しい風が入ってきたので、扇風機の出番はありませんでした。
業務用と書かれている空間には、車内販売の商品か何かが置かれていました。ここって本来ならば、車掌さんがドアを開閉させるための部屋なのでは?
SLの版画でしょうか?各車両のデッキ出入り口の上に飾られていました。緑の中を走るSLが描かれていますが、まさにこのような緑囲まれた中を走行していきます。
客車といえば、このように窓を開けるのがお約束でしょ!?良い空気が入ってきますし、雨も小降りになってきたことだし、窓を開けて車窓を楽しまなきゃ!!
出発進行!
発車時刻となり、ゆっくりと優しく動き出します。客車独特のそろりそろりとした動き出しです。
下館駅を発車すると程なく、ハイケンスのセレナーデという曲のオルゴールが車内に響き渡ります。この曲は、北斗星やトワイライトエクスプレスなどの客車寝台列車にも使用されて、始発駅の発車時と終着駅の到着前に流されていました。懐かしかったし、この曲が聞けて嬉しかったですね(*^-^*)
やっぱり客車は最高だなぁって実感しました。
下館駅を出発するとすぐに、沿線の住民と思われる方々が手を振ってお見送りしてくれます。ベンチもあり、SL以外にもJR、関東鉄道とさまざまな車両を座りながら楽しめそうです。
観光列車ではの光景にほっこりします。これぞ非日常です!
車を止めて見学されている方もいらっしゃいました。SLはそのたびに、大きな汽笛で応えます。
列車は緑豊かな場所を駆け抜けていきます。窓を開けていると…
木が車体に当たりながら走っているではありませんか!!窓からは、葉っぱや草が飛び込んでくるような(いや、実際に飛び込んできてました)感覚です。
窓からは顔や手などを出さないように乗車しましょう!
真岡駅に到着
SL形の駅舎が見えたらそれは真岡駅です! 今回の乗車では下館ー真岡間の乗車となりますので、ここで下車します。
降りる時になって雨が降ってきてしまいました。カメラでも雨粒が捉えられるくらいです。
真岡駅では降りる乗客と、今から乗車する乗客が同じくらいいたので乗車率的にはさほど変わりなく出発していきました。
この真岡駅では、SLもおか号は約10分間の停車時間がありますので、真岡駅より先に行く乗客もSLを撮影することができます。
ここまで乗車したお客さんも、SLを眺めたりお見送りしたするので、一時的にホームが混みあいます。
ポー――!
大きな汽笛を鳴らして、煙突からは黒煙、足元からは水蒸気をあげて、終着駅の茂木駅へ向けて出発していきました。
大音響で乗客、見物客に汽笛を鳴らして挨拶をします。その音は、大人でもびっくりする程大きく、5、6kmくらい先まで聞こえているんじゃないかって程です。youtubuなんかでよく見かける、大音量注意なんてかわいいもんじゃないですよ!
【おすすめの乗車位置は?】
乗車率では、先頭の1号車が一番高くて80%くらいいたでしょうか。
2号車で30%、3号車は5%と先頭車両が人気のようです。逆に言えば、3号車が空いているので、ゆっくりとすごしたい方は3号車がおすすめですよ!
SLもおか号に乗車するには
普通乗車券の他に、SL乗車券が必要です。
乗車日の1ヶ月前より、JR東日本のみどりの窓口にてSL乗車券を購入することができます。また、乗車日当日でも下館駅、真岡駅、益子駅、茂木駅にて発売されています。ゴールデンウィークなどの連休時は、あらかじめ購入しておくことをおすすめします!
【SL整理券】
大人 500円 子供 250円
当日乗車記念として、車掌さんより特製の硬券がプレゼントされますよ!
前述しましたが、座席は全席自由席です。好きな席に座って旅を楽しんでくださいね!
首都圏にお住まいなら、休日おでかけパスがお得!
出発駅から下館駅までフリーエリア内のJR線を利用して、片道1,340円以上かかるようでしたら休日おでかけパスが断然お得!都内発の場合なら下館駅まで1,340円はかかるのでおすすめですよ!
休日おでかけパスは、特急料金を別購入することで、新幹線(東海道新幹線はダメ)や特急にも乗れます。
名前のとおり、この切符を利用できる日は、土日祝日の休日と夏休み期間、年末年始となります。
【休日おでかけパス】
大人 2,670円 子供 1,330円
今回は真岡駅に着くまでを紹介しました。次回は真岡駅の過ごし方と、懐かしの車両たちを紹介していく予定です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回もよろしくお願いします(*^-^*)