こんにちは!
シリーズ3回目の今回は、仙台から北に進んでいきます。前回はこちらからどうぞ!
1.仙台→小牛田
仙台付近の列車はE721系や701系という電車がやってきます。4両編成または6両編成で比較的着席できるのではないかと思います。ただし、ラッシュ時にかかる場合は、首都圏並みの混雑した車内になる場合もあるので注意しましょう!
仙台から小牛田までの車窓で見どころと言えば、松島の島々が眺められるところではないでしょうか。東北本線唯一海が眺められる場所であります。ここから先は、青森県の浅虫温泉付近(青い森鉄道)まで内陸を走ります。
日本三景の松島へは、東北本線の松島駅よりも、仙石線の松島海岸駅の方がアクセスが断然良いです。
1-1.小牛田までローカル線気分を味わいたい!
土休日を中心に運転される、臨時快速湯けむり号で小牛田に向かうのもおススメです!仙台駅の長いホームに、わずか2両というかわいらしさもあります。仙台発が朝9時すぎなので、仙台周辺で宿泊した時には利用してみてはいかがでしょうか?
この列車は小牛田までは東北本線を走行し、小牛田から先は陸羽東線を経由して山形県の新庄駅へと向かいます。陸羽東線は〇〇温泉と名の付く駅名も多く、列車名の湯けむりに相応しいと言えます。
18きっぷや北海道&東日本パスのみで利用できますが、一部指定席となっています。指定席部分は2人用または4人用のボックスシートとなっていて、自由席はロングシートタイプの座席となります。
指定席券 大人530円 子供260円
JR東日本の非電化区間でよく見かける、キハ110系という車両で運転されます。ディーゼル列車で運転されるこの湯けむり号で、ローカル線気分を満喫するのも良いですよ!って東北本線もローカル感はありますけどね!
2.小牛田駅での乗り換え
仙台から乗車した列車の多くは小牛田行となり、ここで乗り換えが発生します。階段を渡り一ノ関方面行に乗車します。小牛田駅は陸羽東線、石巻線、気仙沼線の乗り換え駅で、電車に詳しくない方は乗り換えがうまくできるか不安になるかもしれません。今まで乗車してきた車両のラインカラーが一緒かほぼ同じなので、車体のラインも参考になりますよ!小牛田駅自体はそれほど大きな駅ではないので、わかりやすいです。
2-1.仙台周辺に宿泊すれば小牛田駅での乗り換えを回避できる!
仙台駅6時発の東北本線の列車は一ノ関行です。一ノ関まで乗り換えなしで便利ですが、仙台周辺で宿泊した場合のみ利用できる列車となります。また、朝6時発と発車時間が早いので、疲労を溜める原因になりそうなのがネックです。直通列車は一日に数本しかなく、次の直通列車は夜間帯になります。
18きっぷシーズンは混雑しているとの情報もあるので、着席できるかはその日次第となりそうです。
3.小牛田→一ノ関
小牛田から先は701系で運転され、ここから先はロングシート地獄の区間に突入します。私は景色を楽しみたい人なので、ロングシートに乗ると首を窓方向へ向けるため、ものすごく首が痛くなるのが辛いです(-_-;)東北方面に行くと出会うことができる701系の顔を、しばらく忘れることはないでしょう!
一部の列車以外は、ほぼ2両編成で運転されます。乗車する時間帯によりますが、混雑することは覚悟したほうがよさそうです。
緑豊かな場所を走行します。仙台から北に行くと、ザ東北ってかんじがすると私は感じています。列車は北に向けて快走しますが、車窓からの景色はのんびりとしていますよ!
4.一ノ関→盛岡
一ノ関駅では、階段を渡って次に乗車する列車に乗り換えます。紫のラインの701系列車は、もちろんロングシート車両です。
ありがたいことに、岩手県南部の一ノ関駅でも1時間に1本程度は、運転本数が確保されていることです。ここから発車する下り列車の大多数は盛岡行となります。盛岡までは東北本線利用で1時間半以上かかります。
一ノ関駅ではピカチュウがお出向かしてくれます。子供は喜ぶかもしれませんが、大人にとっては全く関心がない人が多いでしょうね(;^ω^)このピカチュウを踏んで乗り換えをしましょう!
4-1.臨時快速を利用して快適に移動しちゃおう!
一ノ関⇔盛岡間には運転日が限定されてしまいますが、ジパング平泉という臨時快速が運転されています。運転本数は一日1~2往復となり、午前中は一ノ関発11時台、午後は16時台に運転されますが、2021年夏は午前中の列車のみ運転されます。運転日は土日祝日を中心に運転されます。
快速列車なので18きっぷなどのフリーきっぷでも利用できます。4両編成のうち、指定席2両、自由席2両が連結されています。自由席は追加料金なしで利用できます。しかもリクライニングシートです!
こちらは指定席です。座席は窓側を向いています。そしてリクライニング機能は付いていません。座席指定券530円を支払えば、盛岡まで着席が約束されます。
こちらが自由席です。この座席に追加料金なしで利用できるなんて、ものすごく乗り得列車だと言えます。JR東日本はこのような快適に移動できる列車に、お安く乗車させてくれるところが素晴らしいと思います。
ということで、今回は仙台から盛岡までの紹介でした。
次回は盛岡からさらに北へと歩を進めて参りたいと思います。