この夏に青森方面への旅行を考えている方、青森には一度は行きたい観光スポットが多くて、どこへ行こうか悩んでしまいますよね(;^ω^)
今回は、鉄道で巡る旅の紹介です。
リゾートしらかみ、という観光列車があるのですが鉄道に詳しくない方でも、もしかしたら聞いたことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はリゾートしらかみで行くおすすめの観光スポットを紹介します。
リゾートしらかみに乗車するには
リゾートしらかみは、青森⇔秋田間を五能線経由で運行されている観光列車です。
快速列車ですが、全席座席指定となりますので乗車の際は座席指定券(¥510)+運賃が必要になります。
全国のみどりの窓口、旅行代理店で乗車日の1ヶ月前から販売されます。
人気列車ですので、早めの座席確保がおすすめです。
また、各旅行代理店でリゾートしらかみのツアーがありますので、そちらからでも乗車できます。パッケージツアーで行く方が予約の手配などのわずらわしさはなくなるし、確実に乗車したい場合は代理店経由のほうがいいと思います。人気の観光列車には、ツアー分の座席が確保されているので、1ヶ月以上前に申し込むのがおすすめです!
東京方面からだと、東北新幹線で新青森まで行くか、秋田新幹線で秋田で乗り換えてください。おすすめは、青森in秋田outかな。
使用車両
リゾートしらかみに使用される車両は3編成です。
新型車両の橅編成と青池編成は、HB-E300系という車両を使用しています。環境にやさしいハイブリッド車両で静かに走行します。
旧型車両のくまげら編成は、キハ40系という車両を改造して使用されています。昔ながらのディーゼルエンジンを轟かせて走行します。
この車両はくまげら編成です。ディーゼルエンジンの心地よい揺れで眠くなってしまいますが、それに負けないくらいの素晴らしい景色を見るために頑張って起きてましょう(;^ω^)
景色のきれいなところでは、速度を落としてゆっくり走行します。観光列車ならではのサービスですね😊
運転日によって使用車両が異なります。乗車したい車両がある場合は事前に調べてから行くことをおすすめします。
停車駅
秋田⇔追分⇔八郎潟⇔森岳⇔東能代⇔能代⇔あきた白神⇔岩館⇔十二湖⇔ウェスパ椿山⇔深浦⇔千畳敷⇔鯵ヶ沢⇔陸奥森田⇔木造⇔五所川原⇔陸奥鶴田⇔板柳⇔藤崎⇔川部⇔弘前⇔青森
※千畳敷駅は1号と6号は通過します。千畳敷では15分間停車して、ホームから千畳敷海岸を見学することができます。(私はこれを楽しみにしていましたが、1号に乗車しましたので通過してしまいました😢)
運転時刻と新幹線からの乗り継ぎ
青森方面下り列車 リゾートしらかみ
1号 秋田8:20発→十二湖10:26着→鯵ヶ沢11:42着→弘前12:48着→新青森13:21着→青森13.:29着
3号 秋田10:51発→十二湖13:06着→鯵ヶ沢14:36着→弘前15:49着(弘前止)
5号 秋田13:52発→十二湖15:52着→鯵ヶ沢17:43着→弘前18:58着→新青森19:32着→青森19:40着
秋田方面上り列車 リゾートしらかみ
2号 青森8:09発→新青森8:16発→弘前8:46発→鯵ヶ沢9:53着→十二湖11:26着→秋田13:27着
4号 青森13:51発→新青森13:58発→弘前14:30発→鯵ヶ沢15:34着→十二湖17:03着→秋田18:56着
6号 弘前16:06発→鯵ヶ沢17:10着→十二湖18:46着→秋田20:41着
東北新幹線新青森駅からの乗り継ぎ
はやて93号 盛岡始発6:54発→新青森7:54着 リゾートしらかみ2号 新青森8:16発に乗り継ぎ
はやぶさ15号 東京10:20発→新青森13:29着 リゾートしらかみ4号 新青森13:58発に乗り継ぎ
はやぶさ19号 東京11:20発→新青森14:43着 普通 新青森14:53発→弘前15:42着
リゾートしらかみ6号 弘前16:06発に乗り継ぎ
※リゾートしらかみ6号に乗車する際は、新青森駅での乗り換え時間が10分しかないので注意してください!
東北新幹線新青森駅への乗り継ぎ
リゾートしらかみ1号 新青森13:21着から乗り継ぎ はやぶさ24号 新青森13:52発→東京17:04着
リゾートしらかみ3号 弘前15:49着から乗り継ぎ
普通 弘前16:16発→新青森16:57着 はやぶさ34号 新青森17:22発→東京20:32着
リゾートしらかみ6号 新青森19:32着から乗り継ぎ はやぶさ42号 新青森19:44発→東京23:04着
秋田新幹線秋田駅からの乗り継ぎ
リゾートしらかみ1号に乗車する際は、秋田駅前泊となります。
こまち1号 東京6:32発→秋田10:24着 リゾートしらかみ3号 秋田10:51発に乗り継ぎ
こまち9号 東京9:08発→秋田13:02着 リゾートしらかみ5号 秋田13:52発に乗り継ぎ
秋田新幹線秋田駅への乗り継ぎ
リゾートしらかみ2号 秋田13:27着からの乗り継ぎ こまち28号 秋田14:14発→東京18:04着
リゾートしらかみ4号 秋田18:56着からの乗り継ぎ こまち42号 秋田19:10発→東京23:04着
リゾートしらかみ6号からのこまち号への乗り継ぎはできません。
東京からだと、午後の列車になってしまうので、青森か秋田で前泊がおすすめです。私は会社終わりに出発して、青森駅近くのホテルで前泊しました。その方が次の日観光する時間に余裕ができますので、良いかと思います。
座席タイプ
リゾートしらかみには、通常の2列シートの座席と半個室のボックスタイプがあります。
ボックスタイプは各編成の2号車にあります。橅編成では1、2、8、9番席は座席がフルフラットになるので、足を伸ばしながら車窓を眺めることができます。青森から秋田まで乗り通すときは、この座席を利用すると楽に過ごすことができます。
ボックスタイプは1編成につき8室しかないので早い者勝ちです!希望される場合はみどりの窓口で「ボックス席希望」と伝えてください。ただし、3名以下での予約ですと相席となることもあるようなので、4名での旅行の際に使用するのがいいでしょう。
せっかく乗車するのですから、海側の席を確保したいですよね!
2列シートの座席では、A席が窓側の席且つ海側の座席となります。2人で乗車する際はA、B席で座席をおさえてもらいましょう。
また、1号車と4号車の先頭部分は展望スペースとなっています。パブリックスペースですので、どなたでも利用することができます。
車内での過ごし方
1号車と4号車の先頭部分では、イベントスペースとしても使用されています。
ここでは、津軽三味線の生演奏や津軽弁「語りべ」実演などが行われ見学することができます。イベントスペース内が満員で見れない!なんていうときは、車内のモニターに映し出されるのでそちらを見ることも可能です。
1号と3号に限り、能代駅でバスケのシュートチャレンジができます。
橅編成の3号車には、ORAHOカウンターという売店があり、地酒や沿線の特産品を販売しています。長時間座っていると疲れてしまいますので、いろいろと車内を見て回るのもいいかと思います。
五能線をめぐるお得なきっぷ
五能線フリーパスというきっぷを利用すると便利です。
秋田から五能線経由で青森までがフリー区間内です。
【料金】
大人 3,810円
子供 1,900円
※このフリーパスとリゾートしらかみの座席指定券購入すれば乗車可能です。
【有効期間】
通年利用可 2日間有効
普通に青森駅から秋田駅まで五能線経由で乗り通す場合は、運賃が大人4,430円かかりますので、五能線フリーパスを利用する方がお得になります。
五能線沿線は魅力がいっぱいです。白神山地や十二湖、不老不死温泉など立ち寄ってみたいスポットがたくさんあります。
五能線はローカル線ゆえ、運転本数が大変少ないので計画をしっかりたててからお出かけください(*^-^*)
ぜひ、五能線、リゾートしらかみを利用して旅をしてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。