みなさんこんにちは(*^-^*)
最近はっきりしない天気のおかげで、若干暑さがやわらいでいるようにかんじますね。秋が近いのかな?
秋といえば行楽シーズンですが、私は少年野球のコーチをしていますので、スポーツの秋になってしまいます(;^ω^)
前回は長野駅まで到達しました。
今回はJR飯山線という、めちゃローカルな路線で北上しますよ!
1.またしなの鉄道?
小諸から乗車したしなの鉄道の車両を降りて、前方にある飯山線ホームに向かいます。階段を昇らずに乗り換えが出来るのはとても便利です。
というのも、娘が寝てしまい抱っこで移動していたのです(;^ω^)
乗り換え時間が10分で並んでいましたが、無事に4人用のボックス席を確保できました。ここから3時間の長旅が始まります。
飯山線は長野駅から列車が出ています。車両もJRの気動車なのですが、長野駅から豊野駅まではしなの鉄道で、この間も別途料金が発生します。
豊野駅から先はJR飯山線となり、フリーパスの効力を存分に発揮します。
長野駅から乗車して2駅目、三才駅に到着しました。ここでは、駅名の「三才」にちなんで全国の三歳児大歓迎の駅となっています。休日になると、県外から三歳児を連れた親子が記念写真を撮りにやってきます。
駅前には撮影スポットもありますよ!制服を無料で貸し出してくれますので、近くを通る機会があればぜひ立ち寄ってみてください(*^-^*)
土日には、年配のおじちゃん達がシャッターを押してくれたり、記念品を販売していたりしますよ!
基本的に駐車場はありませんが、土日は駅前ロータリーの空きスペースにおじちゃんが誘導してくれます。ありがたやありがたや(;^ω^)
駅窓口では、記念入場券(台紙付)の販売とスタンプがあります。記念入場券はたしか250円くらいだった気がします。手ごろなので記念に購入してみてください(*^-^*)
駅前には信州名物おやきを販売している、市川のおやきさんがありますよ!
三才駅から豊野駅間で車掌が車内検札をしていました。ここで長野→豊野間の料金を徴収されました。
2.飯山線を満喫
しなの鉄道の線路と分かれていよいよ飯山線区間に突入です。
子供の頃に特急白山に乗車していた時は、上を走る線路から飯山線の線路を眺めていた記憶があって、どんな所に行くんだろうって思ったものです。あれから30年経って、いよいよ未知の鉄路へと進みます。
飯山線は、長野県にある豊野駅から新潟県の越後川口駅までの96.7kmの全線非電化区間の路線です。千曲川、信濃川沿いに走り、狭い山間部を駈けていきます。列車は全列車が普通列車という、どローカル線なのです。
列車本数は少なく、長野⇔越後川口間の通しで走る列車が1日に5、6本と少ないので乗車する際は計画をしっかりたててから乗車することをおすすめします!
長野駅からの列車間隔は平均で2時間毎程です。朝1本逃すと次はお昼までないというレベルです(゚Д゚;)
信濃平駅の駅舎は車掌室を改造して造られたかのような造りでした。この辺りは、冬は豪雪地帯となりますので、列車待ちの際に屋根付きの待合室があるとありがたいですね。
駅前には車が数台停められていましたが、長野方面への通勤で利用しているのでしょうか。長野市内でも特に国道18号線は早朝、深夜以外は渋滞しているイメージしかありませんから、列車本数が少ない飯山線を利用してでも通勤しているのでしょうね。
新幹線乗り換え駅の飯山駅にも停車します。北陸新幹線も飯山駅にはおおよそ2時間毎の停車となっています。はくたか号は基本的に長野からは各駅停車になるのですが、それをもってしても通過という憂き目に遭っています(;^ω^) 実際に飯山駅前は閑散としていました。
戸狩野沢温泉駅では、ここまで2両編成できたうちの後ろ1両を切り離します。写真は2両固定編成のものですが、疲れてきて写真を撮ってなかったのでこの写真を使用しました(;^ω^)
10分程停車して発車します。ここより終点の越後川口まではワンマン運転となりました。1両となった列車は、列車というよりもバスのようです。エンジン音を聞くとバスなんじゃないのって思ってしまう程です(;^ω^)
森宮野原駅前には日本最高積雪地点の標が立てられていました。標の上の方に赤線が引かれているのですが、積雪7.85mだったそうです。二階建ての住宅がすっぽりと雪に埋もれてしまう高さです。
数年前に隣町の新潟県津南町で大雪の影響で住民が孤立してしまったニュースがありましたが、この一帯は豪雪地帯で知られています。
また、森宮野原駅がある長野県栄村は2011年3月の東日本大震災翌日に大地震が発生しました。その後も大きな地震が発生しています。飯山線も地震の影響で土砂崩れが発生し、しばらく運休区間があったようです。
バスの後ろにプレハブの建物がありますが、ここには「がんばろう栄村」と書かれてあり、地元の農作物などを販売しているようでした。
ここを通った時は一見何事も無かったかのような様子でした。飯山線も地元の方の大切な足でしょうから頑張ってもらいたいものです。
森宮野原駅をすぎると新潟県に突入します。この写真は十日町駅付近のものです。新潟といえば米どころで有名ですよね!魚沼産こしひかりが有名な魚沼地区は東側の山を越えた辺りにあります。
十日町駅周辺の駅ではこのような不思議な建物がありました。飯山線を走るキハ110系が描かれ、屋根にはフクロウがとまっています。かわいらしい絵になごみます。
北越急行線の乗り換え駅の十日町駅でガラガラだった席がほぼ埋まりました。ちなみに北越急行線は、北海道&東日本パスで乗車できますよ!個人的には、しなの鉄道とえちごときめき鉄道で利用できたほうがいいのではと思っています。
越後川口駅に到着し、長かった飯山線の旅も終わりました。ほとんどの乗客が、上越線に乗り換えるようでした。我が家も上越線に乗り換えて長岡方面へと向かいました。
越後川口駅発の上越線と飯山線の列車本数を比べてみましょう。
飯山線は7時20分発が初電のようで、途中の十日町駅止まりの列車が多いようです。本数は少ないですが、驚くほどではないですかね…しかし、森宮野原駅と十日町駅間は恐ろしいくらい本数が少ないですよ(゚Д゚;)長野方面へいく列車は全列車途中駅で乗り換えが必要です。飯山線完乗させるには、長野駅からのほうが断然便利ですよ!
上越線も決して多くはないですが、スカスカな時間帯もありますが、平均したら1時間に1本といったところでしょう。
3.親子鉄にひとこと
長野⇔越後川口を完乗する際は必ずトイレに行ってください!車内にトイレはありますが、臭いがキツイので子供さんが嫌がるかもしれません。運転本数が少ないので途中下車してトイレに行くことはできません(-_-;)
景色が単調なので飽きます。いくら子供さんが電車好きでも絶対に飽きますので、飽きさせないアイテムが必要でしょう。 うちの上の子はずっと景色見てましたが、つまらなかったと言ってました(;^ω^)2人用のボックスシート(?)なら川沿いになります。4人用のボックスシートは、山の雑草を見るだけです…
ローカル線はのんびりしていていいですよ!って思うのは大人だけですよね(;^ω^)
飯山線で日本の田舎の風景を楽しんでみるのもいいですよ!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回もよろしくお願いします(*^-^*)