こんにちは(*^-^*)
今回は夏旅の様子から一回離れて、特別企画!東武伊勢崎線VS東武小泉線、館林→太田にどちらが早く到着できるか!というユーチュバーさんがやっているようなことをマネてみました(;^ω^)すみません…
今回対決するのは、東武伊勢崎線足利市経由の特急りょうもう号VS東武小泉線東小泉経由の普通列車で館林→太田間。
特急VS普通って絶対特急の方が早いのでは?と思いますよね??本当にそうでしょうか!?それでは検証してみましょう。
ただし、同時出発ではありませんのでご了承ください(;^ω^)それでは実際に列車に乗車して検証してみましたので、ご覧いただけたらと思います。
1.路線図
赤ラインが東武伊勢崎線で、足利学校で有名な足利市を通る為少々迂回して太田駅に至ります。館林より先は全線で単線となっています。特急列車が1時間に1~2本、普通列車は2~3本と単線のわりには列車の通過本数はやや多めとなっています。通常はこちらがメインルートとなります。
館林から太田までの途中駅は7駅で、特急りょうもう号の停車駅は足利市駅のみです。
両駅間の距離は20.1kmです。
青ラインは東武小泉線で、館林⇔西小泉、東小泉⇔太田が小泉線となっています。館林から出発する小泉線は、全列車が西小泉行きとなり、太田に向かうには途中の東小泉駅で乗り換えが必要となります。こちらも全線で単線となり全列車が普通列車として運転されています。運転本数は、ラッシュ時は1時間に2~3本ですが日中は1本というローカル線となっています。
館林から太田までの途中駅は5駅で、距離が短い分駅も少ないですが、こちらは東小泉駅での乗り換えが必ず発生してしまいます。乗り換え時間が勝敗を決めそうです。
両駅間の距離は16.2kmです。
2.対決車両
伊勢崎線はこちらの200系りょうもうです。先述したとおり途中停車駅は足利市駅のみなのでスピードはそこそこ出そうです。
館林駅7:55発のりょうもう1号赤城行きの列車で対決です。
小泉線はこちらの8000系です。私はこちらの車両に乗り込み検証してみました。距離ではこちらが有利ですが、各駅停車のうえに乗り換えが必要です。
館林駅7:54発の普通西小泉行きで、りょうもうよりも1分早く出発します。
3.小泉線に乗車
小泉線は切り欠きホームの4番線から発車します。ローカル線らしく2両編成での運転でなんだかかわいらしいです。1番線に停車しているのは、佐野線の葛生行10000系2両編成です。この10000系は最近ローカル運用に就いたようです。昔は亀戸線でも一時期10000系が走っていたようですが、私は記憶にございません。
今回対決する特急りょうもう号からの乗り換え客を待ってからの発車となります。発車時刻となり、発車メロディーが鳴り出発です。こちらの普通列車がりょうもうよりも一足先に発車します。
2両編成の列車は地元の高校生が多くを占め、通学路線として機能していようでした。それでも空席が目立ちローカル線らしさがあります。
やがて東小泉駅に到着し、太田方面の列車に乗り換えます。東小泉駅は1面2線のホームで、すでに乗り換える太田方面の列車が停車していました。
実は乗り換え時間が1分程で、列車の撮影ができなかったので太田駅で撮影した写真を使用していますが、実際に乗車した列車はこちらの8000系でした。
4.太田駅に到着!
太田駅に到着しました。3面6線の高架駅で近代的な造りの駅舎ですが、立派な駅舎に対して利用客はそこまでいないようでした。少し前は伊勢崎寄りの現1~4番線ホーム先端に7~10番線までありましたが、今は廃止されているようでした。
株式会社SUBARU前とスバルのロゴが駅名票にありました。たしかに駅前にはスバルの本社がホームからも見ることができます。
小泉線の太田駅到着時刻は8時17分です。ちなみに6番線の赤城行きが乗車してきた列車ですが、ここで20分もの停車時間があります。
さぁどちらが早く太田駅に到着したのか…。りょうもう号は特急なので小泉線よりも早く到着し、既に発車しているのでしょうか?確認するため案内板を確認しに行きます。
コンコース内の案内板です。乗り換え駅なのに人がいません(;^ω^)
特急りょうもう号は太田駅より桐生線に入ります。時計の左側の案内板に特急8:24赤城と出ています。まさか、普通列車が特急に勝っちゃったのか??それとも先に到着していて、特急も太田駅で長時間停車しているのか…確認しましょう!
ホームに上がり数分後、200系りょうもうが太田駅に入線してきました。
この勝負、普通列車の小泉線の勝利となりました!!
まさか特急が普通列車よりも遅く着くとは思いませんでした(;^ω^)
東武小泉線 館林発7:54→東小泉着8:07(乗り換え)東小泉発8:08→太田着8:17
りょうもう号 館林発7:55→足利市発8:12→太田着8:22
どちらも単線なので行き違い等で所要時間が異なります。また、小泉線の東小泉駅での乗り換え時間次第で所要時間は大きく異なってきます。必ず小泉線のほうが早く到達できるわけではありませんので、ご了承いただけたらと思います。
※通常の特急列車は、館林⇔太田間所要時間約18分です。
ちなみに運賃はどちらを経由しても370円(ICカード367円)で、特急料金は520円です。
北関東近辺でまたこのような企画ができる場所があれば検証してみたいと思います!首都圏でもたくさんあるのかな??結構楽しかったです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。