南栗橋駅
今回は南栗橋駅付近を散策してみたいと思います。
場所は知らないけど、どこかで聞いたことがあるよ!って方もいるかもしれません。南栗橋行の列車があるけど、どんな街なんだろう?と思うかもしれません。
しかし、駅前は閑散としており、少し歩いたところに住宅があるくらいです。観光名所のようなものはありません。
急行列車でここまでくる乗客は、下車するよりも栃木方面の列車に乗り換えて行く印象があります。しかし特急停車駅という不思議な駅です。
南栗橋駅DATA
所在地:埼玉県久喜市南栗橋
開業日:1986年8月26日
乗降数:7137人(2022年)
南栗橋の次の駅はJR宇都宮線との乗り換え駅である栗橋駅。東京方面は幸手駅となっています。
この南栗橋駅から栃木方面の列車が、1時間に2本とローカル感が増してきます。上り方面も日中は3本なので、運転本数が多いわけでもありません。
先程も申し上げましたが、何も無い駅ですが一部の特急列車が停車します。まぁ大人の事情なんでしょうがね。乗降数だけで言えば、お隣の幸手駅(乗降数11417/日)に停車させるのが、普通の流れなんですが…
そんな南栗橋駅ですが、1年に1日だけ駅周辺が大混雑する日が存在します。
1日限定のテーマパーク出現?
それは、東武ファンフェスタというイベントがあるからです。1年に1回のお楽しみイベント、東武鉄道好き・鉄道ファンが集うイベントです。
一般の入場列の混雑ぶり。どこかのテーマパーク顔負けの来場者です。
全員が南栗橋駅を利用しているわけではありませんが、1年に1日だけ大混雑するのが想像できるでしょうか。
南栗橋駅周辺は何もないと言いましたが、何もないから広大な敷地を確保できた。ということで車両基地ができたということでしょうね。普段は門で閉ざされていますが、この日だけは一般公開されています。2023年は先着順の事前申し込み制でした。
いつもよりも間近に列車に近づけるというのも嬉しいポイントです。
一緒に参加した息子は、幕が「赤準急」と興奮してましたが、そもそも君は赤準急時代をしっているのかという話です(;^ω^)マニアックな話になってしまいましたが、普段とは違う角度から列車を眺めるというのもいいものです。
ちょっと見えづらいですが、車両基地イベント恒例の列車の空中移動が行われていました。
普段入ることが出来ない場所にいるというのもワクワクします。
このイベントに合わせてなのか、東武鉄道の特急車両スペーシアが停車していました。これを間近で見れただけでも来た甲斐があります。
おそらくいちご色スペーシアにするのでしょう。
今は鬼怒川温泉の方でしか見れませんが、6050系という昔の快速用の車両もいました。
この日は、6050系を使用して運転体験がされていたようです。事前申し込み制でお値段は10万円だそうです。
もうね、引退した車両が動いているってだけで胸熱ですよ。
保守用車両も展示されていました。
SLまでも展示されてるとは。東武鉄道さんスゴすぎます。胸熱すぎて爆発寸前ですよ(;^ω^)
普段は本線系統では見られない、9000系が入場していました。絶対この日を狙ってましたよね、東武さん!
列車の足元が露わになっています。
遊び心が満載の20400系いちご列車。たった1編成しかないので、乗車出来たらすごくラッキーです。この日は休憩用の車両として展示されていました。動いている車両に乗車してみたいです。
飲食エリアにあった常総やきそば。常総やきそばの存在を初めて知る…
東武動物公園からは、移動動物園としてアルパカさんが来場。
栃木市のゆるキャラ、とち介さんが来場してました。
着ぐるみがいるし、なんだかテーマパークみたいですね!
敷地内が広いので結構歩きます。いい散歩になりました。
普段は南栗橋の車両基地内で、車両の整備・点検が行われています。この場所のおかげで、毎日安心して列車に乗車できるわけです。
この列車に乗って、こんどはどこに行こうかな!