今回から、東武鉄道の全駅制覇をめざすべく、東武鉄道の駅から街歩きをしようと、無謀な企画を思いつきました(;^ω^)東武鉄道は、総営業キロ数463.3km、1都4県(東京都・埼玉県・千葉県・群馬県・栃木県)に路線があり、その駅数はなんと209駅(数え間違えが無ければ…)となっています。209駅全駅制覇を達成したら、このシリーズは少なくとも209回もの大作になるのです(;^ω^)
続けることが大事ですので、何年かかるかわかりませんが、多くの方の目にとまれば嬉しいです。更新時期は不定期です、月2回は更新出来たらなぁ…月2回はあくまで目標です。
記念すべき第1回目の訪問駅は…
上今市駅
第1回にしては、すごく地味な駅をチョイスしました。しかし、この駅の周辺を列車から車窓を眺めるたびに、ものすごく気になっていたので一度降りてみたかったのです。
上今市駅DATA
所在地:栃木県日光市
開業日:1929年10月1日
乗降数:93人(2022年)
無人駅
上り方のお隣さんは、特急列車が停車する下今市駅。下り方は、日光線終着駅である東武日光駅です。この上今市駅には特急列車は停車しません。普通列車のみ、日中は1時間に1~2本程度列車がやってきます。
対面式の2面2線のローカル駅です。
駅の跨線橋からは、フェンスの網が見えます…ではなく、焦点がフェンスに合ってしまたのでわかりづらいですが、日光の山が見えるはずです…
杉並木公園と水車
駅舎側の出口から出ると、右手に階段があるので登ってみると、写真の風景に出会えます。この辺は、杉並木公園として整備されており、晴れた日だと気持ちよく散歩できるようになっています。訪問日は雨で、足元が悪い箇所も散見されました。
この杉並木公園には、いくつか水車があって、実際に回っている姿を見ることができます。
大きな水車が2台あり、休むことなくグルグルと回る姿に、同行していた娘も大喜び。
こちらの小屋の中に臼があり、水車の力で臼曳がされるようですが、この日は動力が外されており、水車が空回りしているだけでした。
公園内を流れる川の水は、日光の美味しい水(飲めませんが)なので、とても透き通っており、見ているだけで癒されます。日光まで来れば、簡単に清流を眺めることができますので、これを見ただけでも「今日ここまできて良かった」と思えるはずです。
しばらく公園内の道を歩くと、報徳庵という看板が出てきます。この階段を登るとあるようです。
そば処 報徳庵
古民家かなと思いきや、報徳庵という看板がかかっており、ここが報徳庵だとわかります。一体何なのか?
報徳庵は蕎麦屋さんです。日光市は蕎麦がおいしいことでも有名なのです。
水車があるところに、おいしい蕎麦屋あり!
天ざる蕎麦(1380円)を注文しました。
土曜の13時過ぎの訪問で、約45分程待っての入店でした。
言うまでも無いですがおいしかったです。ツルツルのそばに、サクサクの天ぷら。待った甲斐があったものです。
報徳庵の近くにも古民家があるので、待ち時間に見学ができます。
日光杉並木
そして、杉並木公園の目玉でもある、日光杉並木(旧日光街道)を歩くことができます。
報徳庵の駐車場付近に入口があり、上今市駅付近まで続いています。帰り道はこの杉並木を歩きます。
注意してほしいのですが、この杉並木は車も通行するので気を付けてください。
遠い昔、この道を歩いた人はどんな想いでここを通たのか、なんて考えながら歩くのもいいかもしれません。私はというと、「春に通ると花粉がすごいんだろうな」って何の風情もないことを考えながら歩いてましたよ。
杉並木の道の端にも清流が流れており、目で涼を感じることができました。
緑の多さにも癒されました。
上今市駅に到着です。
上今市駅を少し散策しただけですが、水車を眺めたり杉並木を歩けたりと、かなり充実できたと実感できました。
日光に来たなら杉並木を歩くべし!
日光に来たんだ感が増しますよ!
今回歩いた経路
<今回歩いた経路>
上今市駅→杉並木公園内水車側歩道→そば処報徳庵→日光杉並木→上今市駅
<歩いた距離>
約2km
<散策時間>
1時間45分(飲食時間含む)